【サイバーセキュリティ月間】ラブライブ!サンシャイン!!のコラボで発表された9つの標語を現役ハッカーの目線で考えてみた③

2月1日から開催されているサイバーセキュリティ月間。多くのイベントやセミナーが全国各地・オンラインで開催されています。

そんな中2021年はラブライブ!サンシャイン!!とタイアップ企画も行われており注目されています。

そのタイアップ企画の中の一つに「みんなで叶えるために気を付けてほしいこと」として各キャラクター一人ひとりが計9つの標語を紹介してくれています。

今回はその9つの標語の中で3年生のキャラクターが紹介してくれている3つを現役ハッカーの目線を交えて考えていきたいと思います。

 

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2021年度サイバーセキュリティ月間が今年も始まります!!合言葉は「#サイバーセキュリティは全員参加」 

 

※公式サイト

サイバーセキュリティ月間公式ホームページ(外部サイトに移動します。)

ラブライブ!サンシャイン!!公式ホームページ(外部サイトに移動します。)

ウイルス対策ソフトを導入して、常に最新に(アップデート)しておこう

ウイルス感染などにより機器がユーザーに気づかれない怪しい挙動をする場合があります。そういった挙動に気付けるためにもウイルス対策ソフトを導入しておくと安心でしょう。
 
また、システムやツールが古いバージョンの場合、最新のサイバー攻撃やウイルス感染対策が施されておらず、被害に遭う可能性が高くなるため、最新の状態にアップデートしておくようにしましょう。
 
テレワークを実施していると端末の管理は自分で行わないといけない場合があります。所属する企業・組織の求めるセキュリティポリシー設定や更新については必ず準拠するようにし、安心安全なテレワーク環境で業務を実施するようにしましょう。

現役ハッカーの目線

ウイルス対策ソフトの導入。そして適切なアップデート。

現状、パソコンやスマートフォンを利用するにあたって基本的な対策になりますね。

ウイルス対策ソフトを導入していない方はいないのではないでしょうか。皆さん何かしらの対策ソフトを導入しておられると思います。しかし、導入したままにしていませんか?

ウイルスは1日に数千種類が開発されていると言われています。新しいウイルスがすぐに出てきます。その為昨日まで対策出来ていたソフトでもアップデートなどの更新を怠るだけで意味のない物になってしまう可能性があるのです。そのため、ソフトのアップデートや更新は必ず行い最新のものを利用するようにしましょう。(この最新のソフトを使う問い事はウイルス対策ソフトだけでなくすべてのソフトウェアに共通することです。)

一つ注意して頂きたい事があります。

それは、ウイルス対策ソフトを導入して最新のアップデートや更新の適応しているからといって絶対にウイルス感染しないというわけではない事です。

ウイルス対策ソフトを導入していてもウイルス感染を引き起こし被害に遭う可能性は十二分にあり得ます。ウイルス対策ソフトが絶対であれば企業・組織の被害報告はあり得ません。しかし、現実では多くの被害報告や相談が寄せられています。

ウイルス対策ソフトはあくまで被害を遭いにくく、被害を最小限できるツールでしかありません。他の情報セキュリティ対策の基本と組み合わせて運用していく事が重要になります。

常に危険と隣り合わせであると意識しながら自分で適切に防御していく事が重要になります。

ファイルやリンクはすぐには開かない

実在する人や組織の名前を使ったり、いかにもありそうな件名や内容を装い不審なファイルが添付されていたり、不審なサイトにアクセスさせるURLリンクが添付されたメールやSMSが多く確認されています。
 
添付されているファイルやURLリンクを開けてしまう事でウイルスに感染してしまった端末が攻撃者に乗っ取られ、本人になりすましてメールやSMSを送信されてしまうケースも増えているため受信した側も気づきにくくなっています。
 
ですので、怪しいメールや身に覚えの無いメッセージなどを受け取ったら、まずは警戒するようにし、詳しい人や周りの人に聞いて確認しましょう。
 
もし、そのようなメールやSMSを受信しかつ開いてしまった場合は、まずは気持ちを落ち着かせてインターネット回線を遮断するようにしましょう。そして詳しい人や周りの人に
 
相談したり、必要に応じてサービス相談窓口などに連絡をとるようにしましょう。

現役ハッカーの目線

ファイルやリンクはすぐに開かない。

メールやSMSなどといった情報伝達の媒体にファイルやアクセスして欲しいリンクを張り付けて送ることは多いです。現在であればSNSでファイル・リンクに共有も簡単にできます。

しかし、ファイルやリンクを開くことでウイルス感染させることが出来ます。攻撃の初歩とも言えます。

ブラックハッカーたち攻撃者はファイルやリンクを開いていもらうために言葉巧みに人の心理をついてきます。

仕事上の連絡で「見積もりができたので確認お願いします。」などの内容であればすぐに開いてしまう可能性があります。

そのため、知らない・不審なメール・SMSなどのファイル・リンクを無暗に開かないというのは非常に大切なことになります。

相手を傷つけるような発信はしない

インターネットの匿名性を利用して誰かを誹謗中傷するような出来事が多くなっています。

SNSによって誰もがつながる事のできる環境だからこそ相手の事を考えて発言しなくてはいけない時代になっています。

現役ハッカーの目線

情報・サイバーセキュリティに関わらず相手を傷つける発言はしないという事は大事な事です。

普段から顔も見て話せるような相手であれば冗談なのか本気なのか見分けもつくでしょう。

しかし、SNSのようなネットを介する発言はその発言の真意がしっかり伝わるとは限りません。

SNSだからこそ書き込む言葉・表現には注意していかなければならないでしょう。書き込んだ言葉は削除できるかもしれませんが被害者の心に刻まれた傷は簡単に消せません。

自分の言葉に責任を持ちましょう。