不審なメールへの対応が人によって違う
添付ファイルやURLを開く判断、報告すべき目安が統一されていない。
SECURITY AWARENESS & PRACTICAL TRAINING
一般の利用者も狙われる。組織全体で備える教育。
メールを開く、認証する、ファイルを共有する。攻撃者は、こうした日常業務と人の心理を利用して侵入の機会を探します。クロイツの情報セキュリティ教育は、攻撃者の手口を知るだけでは終わりません。気づく・止める・報告する行動を、組織全体に広げます。
一般社員・新入職員・管理職・医療従事者など、対象者と業務に合わせて内容を調整します。
BUILD ORGANIZATIONAL RESILIENCE 組織の免疫力
一人の気づきを、組織全体の防御力へ。
WHY EDUCATION MATTERS
サイバー攻撃は、ソフトウェアの脆弱性だけを狙うものではありません。取引先を装ったメール、偽のログイン画面、上司を名乗る電話、不自然な多要素認証の通知。攻撃者は、普段からシステムを使う一般のユーザーを入口にすることがあります。
どれほど高度なセキュリティ製品を導入していても、利用者が不審な依頼を見抜けず、報告先が分からず、組織の運用が機能していなければ、対策の効果を十分に発揮できません。技術対策とともに、現場の判断力と運用を整えることが必要です。
ミスを個人の責任で終わらせず、気づいた人が早く相談でき、報告を受けた組織が動ける状態を目指します。
COMMON CHALLENGES
攻撃者が狙うのは、忙しい日常業務の中で生まれる一瞬の判断や、報告・運用の隙です。
添付ファイルやURLを開く判断、報告すべき目安が統一されていない。
受講記録はあるものの、現場で何をするべきかが定着しているか分からない。
新入職員や中途採用者への説明が担当者任せになっている。
誤送信や不審なログインに気づいても、誰に・いつ伝えるかが分からない。
機密情報や個人情報をどこまで入力・共有してよいのか判断が難しい。
現場だけでなく、承認・指示・報告を受ける立場にも共通理解が必要。
KREUZ APPROACH
「なぜ、その依頼を信じてしまうのか」「攻撃者なら誰に何をさせようとするか」。攻撃者側の発想から、職員が実際に直面する場面を考えます。
取引先・上司になりすまし、急がせ、慣れた作業に見せかける。人の心理を利用する手口を、攻撃者の視点から解説します。
メール、電話、ログイン、ファイル共有など、普段の業務のどこに攻撃の入口があるかを具体的に考えます。
疑わしい依頼への確認、操作の中断、迅速な報告。個々の気づきを組織の対応につなげる動きを学びます。
攻撃者の行動を知り、一般の職員が攻撃の入口になりにくい環境と、気づいたときに止められる仕組みを育てます。
ORGANIZATIONAL RESILIENCE
ここでいう「組織の免疫力」とは、攻撃を絶対に防ぐという意味ではありません。一人が異常に気づき、立ち止まり、報告し、組織が対応と改善につなげられる力のことです。
偽メール、電話でのなりすまし、不審な認証通知などに違和感を持てる。
急がされても操作を続けず、別の連絡手段で確認できる。
「間違いかもしれない」とためらわず、決められた窓口へ伝えられる。
現場の気づきを共有し、手順・教育・ルールの見直しに生かせる。
職員が正しく判断することに加え、報告を受け止める担当者や管理職、必要な対応を決める仕組みまで整える。教育と運用をつなぐことが、組織の免疫力を高める第一歩です。
TRAINING TOPICS
攻撃者が利用する行動や心理を入口に、自社の業務と報告・対応手順へ結びつけます。
取引先や上司を装ったメール、偽サイト、不審な添付ファイルや電話を題材に、だまされやすい場面と確認方法を学びます。
偽のログイン画面や不審な多要素認証通知、パスワードの使い回し、アカウント共有を例に、認証情報を守る行動を学びます。
メールの宛先、ファイル共有、USB媒体、端末の持ち出し、SNSへの投稿など、身近な情報漏えいの原因を確認します。
入力してはいけない情報、組織で承認されたサービスの利用、共有設定、出力内容の確認といった判断を扱います。
サポート詐欺、マルウェア感染の疑い、誤送信などを例に、勝手な削除・初期化を避けることや、迅速に報告する方法を確認します。
情報セキュリティポリシー、報告先、相談しやすい仕組み、管理職の受け止め方を実際の業務に当てはめて確認します。
※ 上記は研修テーマの例です。すべてを一度に実施するものではありません。内容・時間・実習の有無はご相談のうえ決定します。
WHO WE TRAIN
攻撃者が狙う入口は、職種や権限によって異なります。一般職員から経営層まで、それぞれの判断と行動を整理します。
最初に覚えるべき基本ルール、情報の取り扱い、不審な事象を見つけたときの報告先を共有します。
攻撃者が最初の入口に選びやすい日常業務を中心に、不審な依頼への確認と早期報告を学びます。
部下が報告しやすい環境づくり、報告後の初動、例外対応、組織としての判断と責任を確認します。
利用者への周知、通報後の初動、アカウント管理や運用上の注意点などを共有します。
患者情報の取り扱い、医療情報システム、電子カルテ停止時の連絡や日常の判断など、医療現場の実情を踏まえます。
担当業務とアクセス可能な情報に応じて、必要なルールと報告手順を共有する方法をご相談いただけます。
LEARNING BY SCENARIOS
攻撃者は、セキュリティの専門家だけでなく、日常業務を行う職員にも接触します。研修では「自分ならどうするか」「報告を受けた組織はどう動くか」まで、ケースで考えます。
急いで振込先の変更を求められた。返信する前に、何を確認するべきか。
自分が操作していないのに、多要素認証の承認を求める通知が届いた。
誤送信を隠さず、どの情報を記録し、どこへ報告するか。
TRAINING FORMAT
研修の実施自体をゴールにせず、実際に報告・確認ができるかを考え、対象者と目的に合わせて内容を組み立てます。
実際の攻撃手法や事例を、専門用語をなるべく抑えて解説。社内研修や団体向け講演にも対応します。
自社で起こり得る事象を取り上げ、その場で判断を考え、疑問点を整理します。
ご希望に応じて、事例問題やアンケートで「報告先が分かるか」「危険な依頼を止められるか」を確認し、次の教育につなげます。
対面・オンライン、単発・継続、講演形式・部門別研修など、参加人数と業務への影響を踏まえて調整します。標的型メール訓練などの実践訓練は、目的と実施条件を確認したうえで別途ご相談ください。
PROCESS
対象者、業務、研修目的、課題、社内ルールを伺います。
テーマ、時間、人数、講義形式、確認方法を決めます。
具体例を交え、判断や報告のポイントを共有します。
必要に応じて質疑や理解度を確認し、継続教育に生かします。
WHEN TO TRAIN
攻撃手口も業務環境も変化します。採用時だけでなく、実際の事例を振り返り、繰り返し判断する機会をつくることが重要です。
PLAN & FEES
対象者の人数や職種、必要なテーマ、実施回数、開催方法により適した研修は異なります。決まった内容を一律に提供するのではなく、組織の状況に合う形をご提案します。
FAQ
不審なメールや依頼に気づく、判断に迷ったら立ち止まる、早く報告する、組織で共有・改善するという一連の行動を定着させる教育です。攻撃を完全に防ぐという意味ではなく、被害につながる兆候を見逃さず、被害の拡大を抑えるための判断と連携を育てます。
はい。偽のログイン画面への入力や取引先を装った依頼への対応など、利用者の判断を狙う攻撃があります。技術対策だけに依存せず、現場の判断と報告、組織の運用を組み合わせることが重要です。
はい。専門用語をなるべく抑え、メール、パスワード、情報共有など身近な業務から説明します。対象者の習熟度に応じて内容を調整します。
ご相談いただけます。60分程度などの時間を想定した研修も、必要なテーマを絞って構成します。時間・内容は目的を確認して決定します。
はい。患者情報の取り扱い、医療情報システムの利用、院内での連絡・報告など、医療現場に即したテーマを扱います。施設の規程や業務に合わせて内容を調整します。
社内研修に加え、セミナー・イベント等での講演もご相談いただけます。オンラインでの実施も、人数や内容、環境を確認したうえで調整します。
ご希望に応じて確認問題、簡単なアンケート、ケースごとの質疑などを組み合わせられます。実施方法や集計・報告範囲は事前にご相談ください。
標的型メール訓練は目的・対象範囲・実施条件に応じてご相談を承ります。組織の判断・連絡・業務継続を検証するサイバーBCPの机上訓練は、別の専門サービスとしてご案内しています。
はい。情報セキュリティコンサルティングや医療機関向け支援などと組み合わせ、規程の変更、インシデント後の改善、定期教育に反映する形もご相談いただけます。
SECURITY EDUCATION CONSULTATION
「一般職員の判断力を高めたい」「報告が上がる組織にしたい」「毎年の研修を見直したい」。そんな悩みから、組織の免疫力を高める教育を一緒に考えます。